生活の中で欠かせないゴマの栄養
ゴマは不老長寿の秘薬と言われるほどたくさんの栄養素と効能があります。
日本で主に食べられているのは黒ゴマ、白ゴマ、茶ゴマです。
黒ゴマは皮にポリフェノールが多く含まれていて、
ゴマリグナンの多く含まれた特別な黒ゴマも作られています。
白ゴマは脂肪分が多いです。
なので、主に油の原料となってます。
茶ゴマは高い香りを持っているので懐石料理などで引き立て役として使われています。
そんなゴマの栄養素ですが、
一番注目されているのがセサミンなどの抗酸化作用がある成分をのゴマリグナンです。
ゴマ一粒の中に1%ほどしか含まれていないセサミンが肝臓を中心として働き老化防止に役立っています。
つぎにカルシウムが豊富でこんなにちいさい粒なのに、
牛乳の約12倍のカルシウムが含まれているのです。
そして良質なタンパク質、脂質でビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維が豊富に含まれているので、
様々な効能を発揮してくれます。
抗酸化作用と脂肪燃焼作用で美肌やダイエットに、食物繊維は便秘解消、
コレステロールを低下させたり不飽和脂肪酸が生活習慣病予防に鉄分で冷え性や貧血の改善をしてくれます。
体の全体的な調子を上げてアンチエイジングをする手助けをしてくれる栄養素が、
ゴマにはこんなに含まれているので不老長寿の秘薬と言われている理由が納得出来ますね。
セサミンをより多く摂取したい場合はそのまま食べるとカラが固くて消化されにくいので、
上手く吸収できない場合もあるのでサプリメントやゴマ油などから摂取するとよいでしょう。
そしてゴマだけでセサミンの目安量をとろうとすると、
逆に脂肪を多くとりすぎてしまいメタボリック症候群の原因になってしまうこともあるので、
良質な栄養素が豊富だからといって食べ過ぎてしまうことはよくないです。
適度な量を上手く料理に活用したり調理法を変えることで、
毎日摂取することによってゴマの中の高い栄養素をより効果的に体にとりこむことが出来ます。
また栄養素と効果を知っておくことで活用できる幅も広がり、
少しでも意識した食生活が送れるだけでも健康につながるのです。
食卓にちょっと加えるだけでこれだけの豊富な栄養がとれるゴマは小さいですが、
とても魅力的なのです。